2014年11月5月
ことの発端は、一週間前にテレビでやっていた「秘密のケンミンSHOW」だ。
そのときは香川県民の特集をやっていたんだけど、香川県民は「骨付鳥」なるB級グルメを愛してやまないんだとか。
骨付鳥を食べている人を見ていたらメチャクチャウマそうなんですよ。でっかい鶏肉を手づかみでワイルドに食べる!男も女も関係なくかぶりつく!ジュルリ。。。
食べたい衝動を抑えられずに急遽香川行きを決定しました。前々からうどんも食べたかったし。(笑)
折角の四国なので、
- うどんを食べる
- 骨付鳥を食べる
- 猫島に行く
- うずしおを見る
- 徳島ラーメンを食べる
- 温泉に入る
- サンライズ瀬戸に乗る
この7つのイベントを軸に旅程を組んでみました。
四国のコト全然知らなかったから、組むのに1日掛かった。(汗)
成田から香川でジェットスターに乗り、人生初の四国入りを果たしたところから旅はスタート。↓

高松は曇り空だったけれど、雨が降ってなくて良かった。フライト時間は約1時間半。

香川のメイン市街である高松駅周辺まで出るには、リムジンバスに乗る必要がある。
■参考URL:http://www.kotoden.co.jp/publichtm/bus/limousine/index.html

高松駅まで760円@1人。乗車時間は大体1時間程度。

高松駅に着!曇り&逆光で写真が暗い。(汗)

高松駅その2。
この後フェリーで男木島まで行くんだけど、フェリーの出港まで1時間程度しかないので、駅周辺のうどん屋で腹ごしらえをする作戦。

来たのが「味庄」。駅周辺だとココが一番評価が高かった。
後で駅ナカパブのお兄さんに聞いた話だが、駅周辺のうどん屋は観光客向けが多く(JRが経営してるw)、地元民は寄り付かない店ばかりの中、味庄は唯一地元民も通うっていう老舗のうどん屋であった。
高松駅周辺で、うどん県らしい手打ちの讃岐うどんを食べられるのがこのお店ってこと。
■参考URL(食べログ):http://tabelog.com/kagawa/A3701/A370101/37000528/

店内。決して綺麗とは言い切れない年季の入った店だが、こーゆー店の方が雰囲気があって僕は好きですね。
左の給水器の脇からおばちゃんに注文。欲しいサイドメニューをお皿に乗せながら右のカウンターでお会計って流れ。
チェーンの丸亀製麺と同じ感じでですが、あそこの本社は神戸なので香川県民からは煙たい目で見られているとかなんとか。
ちなみに、カウンターの奥でおっちゃんがうどんをこねてた。床は粉だらけ。(笑)

肉うどんとたまご天、ちくわ天、ナス天をオーダー。さすがはうどん県、めちゃめちゃうまかった。
肉うどん(小)390円。各種天ぷらは90円。安い!

腹ごしらえを済ませ、近くのフェリー乗り場に向かう途中にあった巨大な建物。その名も、高松シンボルタワー。(笑)
高松の2番目の目的は、猫島ともっぱら噂の男木島(おぎじま)。
秘境好きな管理人は、非日常的な離島も好きで、どっか行く度に猫がいそうな島をさがしている。(笑)

高松港から男木島を目指します!
ちなみに、高松駅から徒歩5分くらいの場所に高松港はあります。

瀬戸内海は離島が多いため、船も多い。

切符はここで。

高松~男木島間は往復1,020円@1人。

今回乗る船。「めおん2」
男木島までの乗船時間は約40分程。3番乗り場。
男木島に行く途中に女木島という島があるだけど、この島は鬼ヶ島だったっていう言い伝えがあり、それにまつわる様々な施設や場所があるみたい。普通の人から言わせてみたらコッチの方が有名なのかもしれないが、管理人は猫以外の興味が薄いのでスルー。(笑)
ちなみに、この航路。女木島に田舎を持つ知人曰く、車を運ぶと世界一値段が高いらしい、、、
■参考URL:
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/2108.html(フェリーの時刻表)
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/2109.html(フェリーの運賃)

めおんの甲板。喫煙所にもなってる感じ。

この手のフェリーで座敷タイプは初だった。

男木島の外観。いい感じに晴れてきて明るくなってきた!

40分の船旅が終了 = 到着。

めおん2。めおんってなんだろう?

港の真ん前に謎の建築物。そーいえば、瀬戸内の島々には芸術的な建築物が沢山点在しているって聞いたことがある。その一部が男木島にもありまする。
有名所だと、黄色とか赤の気持ち悪い柄のかぼちゃがメジャー。@直島

Welcome To OGI-JIMA! HAHAHA!!!!
さて、島の猫は餌を求めて港にいるって相場が決まっている(?)から、南東にある漁港に方に出発!

しばらく島の不思議な雰囲気を感じつつ。。。


島の細道を歩いていると、、、、
第一島猫キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

まだまだ幼い。生後1年はたっていないように見える。

若干警戒はしているものの、あちらの方から接近してくる。人間が餌をくれることを知っているが、まだ幼いからか、ビビっている感じが伝わってくる。

調子にのって手を出したら猫パンチをお見舞いされた。(笑)
まだ小さい猫とは言え、野生で培われた鋭利な剛爪ではおいらの貧弱な指が耐えられるハズもなく、、、指先にザックリと突き刺さり、初っ端から流血騒ぎに。。。
見た目は可愛いが、強さはG級だ。
にぼしを上げる時は完全に指から離して地面に置いてあげることをおすすめします。(泣)

気が着いたら、道の脇から新たな猫が合流。

美形の猫ちゃん。かわいい。
こっちもまだ幼い感じでビビリ系で好戦的でした。
この2匹に構っていると先に進めないので、港を目指して歩き出すが、ずーっとついてくる。全然離れない。
構いたい気持ちを抑えて細道を進むと、新たな猫が行く手を阻む・・・!

顔デカ猫。ちょいブサでかわいい。顔だけでなくカラダも大きかったから良い物もらってるんだろう。

アップ。

やっぱコイツは可愛いなぁ。ひっかくけど。
んで、港っぽいところに出たんだけど、工事中な感じだったので、引き返して山の方へと進むことに。。。神社があるみたい。
ここまで見かけたのは4匹。(1匹は遠目に座ってた)
ほんのちょっと歩いただけでこれだけの猫に遭遇したから、必然的に期待感は高まっていく・・・!

かなり急な坂に家が建っている。島中が迷路のようになっているのでワクワク感が半端ない。


豊玉姫神社への分岐。猫って言ったら神社だろう(?)ってことで、神社方面へ。(右)

より急勾配に。


神社方面へ登って行くと、島猫がこちらへやってくる・・・!

と思ったら、ドンドン猫が出てくる・・・!

三叉路のこっちにも!

見つかった!?

四方八方から囲まれる!

生後2~3ヶ月位の子猫ちゃんもいた。こんな小さくても、5mくらいある壁の上から、文字通り落ちるように駆け降りてきた。人間的には痛そうで見てられない光景だったけど、島の猫は逞しい。

顔デカ猫その2。島の系統なのかな?

(餌出せや・・・!)


ごろにゃーん。

子猫が背中によじ登る事態に。
そして下の猫はカバンで爪を研ぎ始める。(笑)

座る場所が決まったのかな?

にゃーん。

美人さん。
見回すと約10匹の猫に囲まれてました。これだけの数の野生の猫に囲まれたのは人生初。都内の猫カフェにいる、ませた猫なんかより圧倒的な待遇も良いし、終始上機嫌でした。(笑)
こちらの群れは人に慣れてて、先ほどのビビリ系でもなかったので普通に触れたのが◎。
この辺で面倒を見ている家があるみたい(エサ箱が幾つかあった)で、その家の前にもぱっと見だけでも5匹くらいが寝ていた。
本当は、持ってきたにぼしをあげたかったんだけど、さすがにこの数の中餌を投入したらパニックは避けられそうにないので、やめておいた。無くてもハーレム状態だったし。
30分以上はこのエリアにいただろうか。そろそろ神社の方も回りたいので猫ゾーンを離れることにしたんだけど、実は、この猫エリアと神社ってすぐ隣だったから、結局猫たちのエスコートの元、神社参りすることになった。

すぐそこは豊玉姫神社。

これ。(笑)

登ってもまだ付いてくる。

男木島一番のビュースポット。(にゃースポット)
猫と神社って合うよね。絵的に。

急な階段でも軽快に登る猫達。

瀬戸内海を一望。

お社がこちら。くたびれているけど、良い雰囲気。
帰りも途中まで猫のエスコートを受け、港の麓に戻る。
男木島って猫だけじゃなく、島の北の方にも灯台とか洞穴とか、見どころがたくさんあるからそっちの方にも行きたかったんですが、時間的にもあまりないので、今回はここまで。
残りの時間は港周辺をフラフラと。。。

港の先っちょから島を撮った感じ。右側の家と山の切れ目くらいにさっきの豊玉姫神社があります。

瀬戸内海は夕暮れ時が一番きれい。

さっき港にあった謎の建物。

入ってみると、こんな感じ。いろんな文字がテキトー(?)に描かれている。ちなみに中は売店になってて、ちょっとした食べ物やビールなんかが売ってる。
17:00の男木島発の最終便で高松に戻ります。

夕日がいい感じ。

高松港に付く頃には真っ暗でした。ちなみにこの日は、100数年かに一度のミラクルムーンだったみたい。どんな現象だったかはよく知らない。
管理人は、有名な田代島とか、猫島と言われる島はいくつか行ったが、今回の男木島は猫の収穫量は最多だった。
- 民家で餌付けされている感じだった。
- 日当たりが良い。(外に出てる)
- 人懐っこい。
気候にも多少左右されるかもしれないけれど、かなり条件が整っているし、神社まで歩いて行けば高確率で猫の群れに遭遇できると思います。健康状態・栄養状態も良くて、毛並みがきれいなのも◎。
名のある猫島へ期待感MAXで挑んで、ガッカリした経験がある人には、安心して突撃できる島だと思います。(笑)ネコ好きにはおすすめですよ~。
猫島(男木島)編はここまでだけど、今回の旅にはもう一つ目的地がある。それは鳴門のうずしおである!
ただ、高松から鳴門海峡までは、バスで一度徳島駅まで行かければならないくらい辺境の地にあり、スマートには行かせてもらえそうにないので、今夜は徳島のホテルに泊まり、翌朝鳴門を目指します!(JRもあるけど、特急だと少々値が張るからバス利用)
とりあえず、高松バスターミナルから、徳島を目指します。

ワープ。高速バスで1時間30分くらいで到着。
乗車賃は1,650円@一人。
参考URL(高徳エクスプレスの時刻表・料金表):
http://www.yonkou-bus.co.jp/?page_id=32

普通のビジネスホテルですね。アクセスの良さが最強なのに、一人一泊5,000円。地方は安い!
今日はここに泊まって、明日は鳴門の観光に備えます!